マリンバ奏者 田代佳代子の “毎日のこといろいろ”

コンサートまでのエピソード、マリンバを通して出会った出来事、
その日の発見など、毎日のことをいろいろと書いていく日記です。

2008年06月01日

6月になりました。

元気の出ないままなのに、
今年もまた、
6月がやって来ました。

「6月なんて
 カレンダーから、
 なくなればいいのに、、、」

と毎年思います。

12ヶ月の中で、
一番長く、
辛いひと月です。


そして、
まもなく梅雨入り。


どんよりとした空の色も、 

肌に触れる生暖かい風も、

シトシトと降り続ける雨の匂いも、


全ては
父が消えてしまったあの日と同じなのです。




「最後のお別れ」

が出来なかった私達は、
おそらく一生、
父は逝ってしまったのだと、
心に刻む事は出来ないでしょう。



☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆



この事は、
前に書いたかどうか
覚えていませんが・・・



実は、私は
最後の父に逢いました。


「悲惨なご遺体には
 ご家族を逢わせられないという
 決まりがあるのです。」

と、おっしゃる
警察の方に、

「どんな決まりがあろうとも、
 私は長女として、
 父を看取る義務があります。

 逢えないまま、
 父は亡くなったと言われても、
 納得する事は出来ません。」

と、父に逢う事を懇願しました。


「逢ってしまえば、
 あなたのこれからが心配なのです。
 どうか、
 今までの優しいお父様の笑顔を
 思い浮かべながら、
 生活していってください。」


それでも
私は食い下がり、

「逢わなければ
 一生悔いが残ります。
 逢わなければ
 私はこれから前に進む事は出来ません。
 私は大丈夫です。
 どうか、逢わせて下さい。」


その後、
警察の話し合いがあり、
私は、父に逢う事を許されたのでした。


最後に逢った父の姿は
本当に残酷そのものでした・・・

でも、私は
逢った事を
後悔していません。



あれから、5年。


何度ともなく、
突然目の前に、
バチン!と音を立てて、
最後の父の姿が現れます。

心臓がバクバクとなり、
呼吸が出来なくなります。

「あぁ・・・
 これがあの時、
 警察の方が言っていた、
 これからのあなたが心配です、
 と言う事なのだ・・・。」

と思います。

でも、
それでも、
私は後悔はしていないのです。

鮮明に瞼に焼きついている
最後の父の姿。
でも、それを見届けた事は、
長女の私の役目なのです。






ふぅっ・・・


何だか、
息もせず、
一気に書いてしまったようです。


胸が苦しいです・・・。



父に逢いたいです。

どうしても
どうしても

もう一度、

父に逢いたいです。

話したい事
たくさんあります。


どうしたら逢えますか。


だれか
教えて下さい。




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