マリンバ奏者 田代佳代子の “毎日のこといろいろ”

コンサートまでのエピソード、マリンバを通して出会った出来事、
その日の発見など、毎日のことをいろいろと書いていく日記です。

2006年03月28日

妹のこと。

「6月のパパの命日に
 身内だけで挙式をする事にしたから、
 空けといてね。」

妹から電話があった。

そっか・・・やっぱ命日にするか・・・。


妹は波瀾万丈の人生を歩んで来た、
と私は思っている。

数年前、最初の結婚に失敗した。
それはそれは、悲惨なストーリーで、
こんな事が現実にあるのかと思った。

私と性格が正反対の妹。
どうしてそこまでボロボロになるのか・・・
何度も思った。

「私はお姉ちゃんみたいに強くない。」
そう言っていた。
「私は強くなんてないけれど、
 あんたは異常に弱すぎる。」


どん底に落ちた妹が、
数年かけて、やっと立ち直りかけたとき、
父の事故が起きた。

妹は奈落の底に落ちた。
誰もが悲しみの中で、もがき苦しんでいたけれど、
妹だけは、もう救いようのない所にいた。

そして月日が流れ、
妹はステキなパートナーに巡り会いました。

そう、父が引合わせてくれたのでしょう。

父はいなくなる前、お酒を飲みながら
私にこう言った事がある。

「おまえは大丈夫。何にも心配しておらん。
 でも、○○のことだけは心配でたまらん。
 気がかりでならん。」

泣いていたように見えた。

だから、父が彼を連れて来た。
本当に皆がそう思っているんです。


昨年の父の命日に二人は婚姻届を出しました。

でも、周囲が、せめて挙式だけでも・・・
と希望し、二人は決心したのでした。

そしてそれは、やはり父の命日。

「何で悲しみの日におめでたい事を・・・。」
そう言う親戚もいた。

「どうして、その日?」
妹に聞いた。

「わからない・・・何となく。」
と答える。

でも、私はわかる気がするんです。
私だったとしても、同じ事を考えた。

それは、ただ、ずっとずっと父と繋がっていたい・・・
そう言う想い、だと思うのです。











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この記事へのコメント
私が夫と出会ったのも、彼のお母さんの13回忌の日でした。命日ではないですが、彼やお母さんの兄弟であるおじさま方は「お母さんが引き合わせた」って信じていますよ。

そして、今住んでいる家を建てる決心をしたのは、まさしくお母さんの命日でした。

娘がまだ物心つかぬ赤ん坊のころ、壁や天井に向かって人に対するような反応をしていたのも、きっとお母さんが見えたのよ。って繋がりを感じていました。

本当に大切な人を亡くした人にしかわからない想いは私にはわからないのですが…なぜか書き込みをしたくなりました。
Posted by 中村 ナツ at 2006年03月30日 15:32
本当にその通りだと思います。
私は子供はいないんですが、犬を飼っていて、やっぱり父を亡くしたあと、今でもなんですが、壁をジッと見ていたり、突然吠えたりするんです。そういう時は父との繋がりを感じます。
きっと子供と動物は純粋だから私達に見えないものでも見えるんですね。
 だから、私は父の命日に式を挙げようと思います。
きっとその日は父も来てくれると思うから。
Posted by 妹より at 2006年03月30日 19:33
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